ちょっと前ですが、2019年10~12月期の国内総生産(GDP)は、6.3%減でした。
これは四半期ぶりにマイナス成長だったんです。
日経などの記事にあるグラフを見れば、その落ちぶりは経済に詳しくなくてもやばいとわかります。
※参考:日本経済新聞
今の日本の成長は下り坂であることは明白ですよね。
そして、ここに来てコロナのダメージが大きくて、さらに悪化していくのはもはや必然です。
もうすでに下がりまくっているとも言われています。
こういう数字を意識してないと、
「まあ、でも日本だからなんとかなるでしょ」
というような楽観的な人もまだまだいますが・・・
いや、そろそろホントに気づいたほうがいいです。
ざっくり書くと、
過去30年間、一般的な会社員のお給料は上がってません。
アジア圏で成長していないのは日本だけ。
日本人の仕事のスタイルは一番生産性が悪いとも言われています。
海外との差がどんどん広まってます。
日本って安い国に成り下がっているんです。
今後の日本がどうなるのか?
このまま状態だと行き着くのが【預金課税】と【貨幣のデジタル化】
さすがに預金封鎖はないかもしれないけど、
課税をされる可能性は大いにありです。
こんな感じで。
給料が上がらないから、みんな消費をしません。
さらに今後は、じじばばが多くなり若者が少なくなります。
↓
若者が少ないと、大きな買い物(車や家など)が起こらない。
↓
大きい消費がないから、経済が回らない。
若い働き手が少ないし消費も少ないから、税金が取れない。
↓
でも、医療費など社会保障の負担はどんどん大きくなる。
↓
だけど、もうこれ以上消費税は上げられない。
(15%までは行きます。)
じゃあ、税金はどこから取ればいい?
日本人は貯金大好きです。銀行にまだまだお金があります。
だったら預貯金に課税しちゃおう!
これが【預金課税】。
ありえない話じゃなくて、かなりありえる話です。
ただ、いきなり「来年から貯金にも税金がかかります。」と発表しちゃうと、
みんな銀行に行ってお金を引き出しちゃいます。
引き出しても消費に使いませんよね。
それだと税金が取れないから、何をするか?
貨幣をデジタル化して、可視化します。
「来年から円をデジタル化しますので、持ってる日本円を変換しましょう!」
となって、キャラクター作って緩い感じのキャンペーンのように見せかけ、
国民へ日本円をデジタル化することを促します。
【GO TO デジタル】みたいな感じで。
従来の貨幣を使えなくすれば、みんな嫌でもデジタル化しますね。
デジタル化しちゃえば、こっちのもん。
誰がいくらをどこに持っているのか全部わかります。
貨幣だったらタンス預金までは把握できませんでしたが、
デジタルならすぐにわかります。
これが【貨幣のデジタル化】です。
これでも今の日本の状況を見て、そんなことないないって思えますか?
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